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マイケルブーメラン

別れ・・・そして再会

便利な時代です。
FacebookやTwitterと言うSNSの技術が。
先日、以前同じディスコで働いていた2歳年下の後輩DJだった「I」からFacebookで友人申請があった。
25年位前にあったディスコで同じ釜の飯を食った仲である。
彼ももう45歳で2人居た子供も立派に成人している様でその辺に居る一般家庭の親父になってる様だ
DJなどきっぱり足を洗ってる。
Iの大体の居場所は把握していたが、25年以上は疎遠であった。
そんな彼から、家の屋根裏に当時持ってたレコードが300枚程度あるらしく、もう使わないのでゴミにならなければ引き取って欲しいと言うメッセージが来た。
大体「I」の持ってるレコードは想像が付いている。当時彼はDJでありながらブレイクダンスも踊れる器用な後輩だった。
もちろん持ってるレコードは、ヒップホップなどのジャンルが中心と言うのは容易に想像できた。
自分も昔はヒップホップも通っているので、久しぶりに懐かしい曲でも聴きたいなあと言う思いで彼のレコードを引き取った。
やはり想像通りのジャンルで、中にはダンスクラシックスや洋楽ポップス等もちらほら混ざっている。
1枚1枚確認していってると途中一枚のレコードに目が留まった。
その一枚はマイケルジャクソンのBADの12インチだ!
むむむ!!!!
何か見覚えのある感じ!
そうだ、そのBAD12は元々自分が買ったやつだ!
いや、間違いない!
すぐに判明した。
何故にすぐわかったかと言うと、当時はDJで使いやすい様に曲のテンポ(BPM)をレコードジャケットの右上隅にメモしていたのだ。その字の筆跡でこれは自分の書いたものだと判明!
 
そして、「そういえば!」と思い、レコードジャケットの裏を見ると落書きがある・・・間違いない!
落書きを書いた記憶が脳裏の片隅に残ってる。
そのレコードは後輩の「I」にずいぶんと前に譲ったモノなのだ。
「ちなみに発売は1987年だからほぼ30年近く前に買ったやつ。」
「俺はもうBADなんかかけないぜ!マイコーならスリラー期までや」と言う感覚で譲ったのだ。
当時スリラー以降からMJの曲は質感的に受け入れられなくなっていた。
「黒人っぽく無くなっていたのも原因かも・・・」
補足*食わず嫌いになってた自分に、スリラー以降のアルバムもMJは良い楽曲を残していた事に後で後悔する*
そのBAD12がまたこうして25年以上の時を経て元の主の手の中に戻ってきた!
いや、帰ってきたのだ!!奇跡だ!!!
時空を超えたマイケルの特大ブーメランである。
普通アナログ使わなければ、人にあげたりハードオフへ直行したり、ひどい場合は不燃ゴミとして捨てたりされているだろう。
「I」のモノ持ちの良さに感心した。
いや、ひょっとしていつかまたDJを・・・と言う気持ちがあり手放せなかったのか?
色んな想像をめぐらせた。
俺はそのレコードにそっと針を落とした。
盤はほぼ無傷で反りも無く、大変状態が良かった。
悪っぽいBADのビートが始まる。そして軽快且つ力強いなマイコーのボーカルが入る。
12インチなので若干長い。
しかしその長い部分も何故か覚えてる。
「俺はいつもこの部分でミックスするんだ・・・」等、遠いおぼろげな記憶が蘇ってくる。
12インチなのでアカペラやインストも収録されている。
高校生の頃、よく、BADのインストとノーエ節をミックスして同級生に聴かせ、笑かしていた記憶も蘇る。
BAD・・・なぜだかかけるのが恥ずかしすぎて今でもプレイする事は無い。マイケルジャクソンをプレイするなら「Rock With You」や「Don't Stop 'til You Get Enough」と言う黒くてGROOVEYなやつでBAD以前のものと自分の相場は決まってる。「スリラーでさえ、ちょいハズだ」
どうも「栗田寛一のものまねで細川たかしの声でBADを歌う」とかのお笑いのイメージが強いのも他の原因の一つかもしれない。
Cafe'de Blueの懐メロパーティーでも今までかける事も無かった・・・
*ちなみにBADはMJのアルバム中で日本では一番売れたアルバムらしい*
しかしこのレコードは元の持ち主の俺に嫌われ譲られたのにも関わらず、また帰ってきた!
俺の元にまた舞い戻ってきたのだ!
どこまで俺を好きなんだ!!!!!
BAD12インチを一通り聴き終った。
25年ぶりの驚きの再会で俺の胸が高鳴ってる。そして目頭が熱くなる。
あの当時の俺が一瞬レコードの黒い面にフッと写った気がした。
おかえり!BAD12。そして心に誓った。 中古レコードでも100円以下だろうが「もうこのBAD12は手放す事は無いだろう。」と・・・
そして何かの機会にいつかはこいつが奏でる音で、昔の様にお客さんを踊らせてみたいと決心した。
「かけるの恥ずかしいけど・・・・」
今日は今までにない長く情熱的なブログになった。
笑いたければ笑え。
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